ミラドライmira Dry
「皮膚を切らない」わきが・多汗症治療
皮膚に切開を入れないで、わきが・多汗症を治療するミラドライは、
ニューコンセプトに基づいた治療法です。
両わき¥350,000税
別
公的保険の適用ではない自由診療(自費治療)となります。
「皮膚を切らない」わきが・多汗症治療
皮膚に切開を入れないで、わきが・多汗症を治療するミラドライは、
ニューコンセプトに基づいた治療法です。
別
公的保険の適用ではない自由診療(自費治療)となります。
【診療時間】平日:10:00~12:30・14:30~18:30 土・祝日:10:00~12:30・13:30~16:00 休診日:日・水曜日
ミラドライの特徴・魅力
切らないこと
メスなどで直接皮膚や皮下組織を切る事がありません。
そのため、わきの部分に血液が溜まったり、細菌感染などの合併症の可能性が大幅に減ります。
傷のない審美的治療
ミラドライでは外部よりマイクロ波を照射して治療するので、皮膚表面を切りません。
そのため、傷痕を残すことなく審美性を保つことができます。
片側30分程度の治療になります。治療時間は、合計約60分となります。
長期間持続性のある効果
外科的な治療と同様に長期間の効果が期待できます。発汗抑制効果も治療終了直後から実感していただけます。
ダウンタイムの大幅な軽減
ミラドライ治療後ある程度の腫れはしますが、日常生活においてもほとんど問題なく過ごせます。手術に比べ、ダウンタイムが大幅に軽減されます。
ただし、治療直後は激しい運動や入浴は控えていただくこととなります。
ミラドライの仕組み
ミラドライは、マイクロ波を利用することで、わきが・多汗症を治療します。マイクロ波は、組織に含まれる極性分子である水分子に選択的に吸収されます。そこでエネルギーが熱に変換されます。マイクロ波による加熱は、急速で均一に加熱されるという特徴があります。
ミラドライは、水分の多い汗腺を標的として、汗腺付近にエネルギーを集中させます。またエネルギーが汗腺付近に集中するので、汗腺から離れた組織への影響を最小限に抑えることができます。

わきが(腋臭症)や多汗症の原因である『アポクリン腺』や『エクリン腺』が集中する真皮下部層から皮下脂肪層上層へマイクロ波を照射します。冷却されている表皮から真皮は抵抗が少ないので、エネルギーはより深部へ波及していきます。
マイクロウエーブ(マイクロ波)の周波数は、エネルギーが真皮を通過しやすく皮下脂肪で抵抗を受けるものが選択されています。 このため、汗腺が多く存在する皮下脂肪層と真皮の境界にエネルギーが蓄積されることになります。 そしてマイクロウエーブのエネルギーはその部位に存在する汗腺に吸収されていきます。ミラドライは熱の及ぶ深さと照射幅が、わきが多汗症治療に対し最適化するように設計されています。
ミラドライは熱を発生することで汗腺を破壊します。ただ、皮膚表面には熱の影響を少なくする必要があります。ミラドライの冷却システムは、ハイドロセラミック・クーリングという方法で表皮から真皮にかけて冷却していきます。 この冷却によって表皮部分は熱から保護されやけどなどを予防します。表面からの冷却と皮下脂肪層の抵抗とによって、熱の影響は汗腺がある真皮下層と皮下脂肪上層部に集中します。そのことで皮下脂肪層より深い部位への著しいダメージはありません。
ミラドライの照射実験(豚肉使用)
ミラドライのマイクロ波を豚肉の表皮側から照射した。わきが・多汗症の原因である汗腺(アポクリン腺やエクリン腺)が集中している深さにのみ熱エネルギーが集中している。 また、接触面の冷却機能により皮膚表面に熱の影響は見られない。

ミラドライの治療レベルについて
標準のミラドライにおいてはマイクロ波の照射設定で1~5までのレベルがありますが、当院ではレベル8まで治療できるミラドライを使用しています。
レベルが上がるほど、マイクロ波の照射時間が長くなり、原因組織の熱量が高くなるため治療効果の上昇が見込まれます。
レベル8の治療について
ミラドライと同じマイクロ波を使う電子レンジ等でも同様ですが、最後の数秒で急速に温度が上がります。このためレベル8においては低いレベル照射を延長した時間比よりも高い効果が期待できます。
マイクロ波の照射時間が長いほど、より皮膚の深いところにマイクロ波が届き熱量が上がります。つまり、わきがのにおいの原因となる深いところにあるアポクリン腺に関しては治療レベルが高いほど効果が見込めるということになります。
当院ではレベル8で治療を行うことで再治療率の減少、わきが・多汗症治療満足度の向上を得られています。
治療によるリスクは
ミラドライはマイクロ波の照射時間を延長することで治療レベルを上げていきます。その時間に合わせしっかりと冷却を行います。単に出力を上げてレベル5からレベル8という訳ではありません。
冷却効果が十分得られているため、当院では、重篤な副作用や合併症は特に増えていません。
ただし、レベル5で行った場合に比べ、熱破壊される汗腺が多いためその分腫れる傾向があります。


