ミラドライmira Dry
皮膚を切らない」わきが・多汗症治療
3D広範囲ミラドライは治療レベル8を用いた当院オリジナルの治療です。
通常ミラドライのレベル5と比較し、再治療率を3分の1以下と大幅に改善。
通常2回以上必要なミラドライを1回で治療をコンセプトとしています。
【ミラドライ特別料金】
レベル8広範囲ミラドライ 両わき
¥297,000(税込)
(米国メーカーが開発したレベル8専用機を使用)
○治療はレベル8となります。
●過去に他院での治療やミラドライを受けられた方の再治療でも同一料金となります。
●料金は予告なく変更となる可能性があります。
※患部の状態によっては行えない場合がありますので、まずはご相談ください。
※公的保険の適用ではない自由診療(自費治療)となります。
通常ミラドライのレベル5と比較し、再治療率を3分の1以下と大幅に改善。
通常2回以上必要なミラドライを1回で治療をコンセプトとしています。
●料金は予告なく変更となる可能性があります。
※患部の状態によっては行えない場合がありますので、まずはご相談ください。
※公的保険の適用ではない自由診療(自費治療)となります。
【診療時間】平日:10:00~12:30・14:30~18:30 土・祝日:10:00~12:30・13:30~16:00 休診日:日・水曜日
ミラドライの歴史
皮膚を切開せずに、わきが・多汗症を治療するミラドライは、米国の企業が開発した、それまでには無い全く新しいコンセプトに基づいた治療システムです。数々の医療機器や電子レンジなどで使用されているマイクロ波を利用して、皮膚組織内部のわきが・多汗症の原因である汗腺(エクリン腺とアポクリン腺)を熱破壊してきます。治療により汗腺が破壊されることにより、治療直後より汗や臭いが大幅に減少します。また、破壊された汗腺は再生することがないため、治療効果が維持されます。米国内においての各種承認、販売後、日本国内でも導入が進み2018年には、原発性腋窩多汗症治療目的として、厚生労働省より製造販売承認を取得しております。
ミラドライの特徴・魅力
切らないこと
メスなどで直接皮膚や皮下組織を切る事がありません。
そのため、わきの部分に血液が溜まったり、細菌感染などの合併症の可能性が大幅に減ります。
傷のない審美的治療
ミラドライでは外部よりマイクロ波を照射して治療するので、皮膚表面を切りません。 そのため、傷痕を残すことなく審美性を保つことができます。
短時間の治療
治療自体にかかる時間は、片側30分~45分程度の治療になります。治療時間は、合計約60~90分となります。
長期間持続性のある効果
外科的な治療と同様に長期間の効果が期待できます。発汗抑制効果も治療終了直後から実感していただけます。
ダウンタイム(回復までにかかる時間)の大幅な軽減
ミラドライ治療後ある程度の腫れはしますが、日常生活においてもほとんど問題なく過ごせます。手術に比べ、ダウンタイムが大幅に軽減されます。
ただし、治療直後は激しい運動や入浴は控えていただくこととなります。
レベル8による高エネルギーミラドライ治療
米国のミラドライ本社よりの治療研究依頼でレベル8と高エネルギーでの治療を行っています(標準機ではレベル1-5までの治療)。
再治療率はレベル5シングル照射の3分の1、レベル5ダブル照射の2分の1以下と効率の高い治療を行っています。
【診療時間】平日:10:00~12:30・14:30~18:30 土・祝日:10:00~12:30・13:30~16:00 休診日:日・水曜日
ミラドライの仕組み
ミラドライは、本体内で最適化されたマイクロ波を皮膚に吸引密着したハンドピースを通して照射することで、わきが・多汗症を治療します。マイクロ波は、組織に含まれる極性分子である水分子に選択的に吸収され、熱に変換されます。マイクロ波による加熱は、急速で均一に加熱されるという特徴があります。水分の多い汗腺(エクリン腺とアポクリン腺)付近に集中照射することで、対象以外の組織への影響を最小限に抑えることが可能となっています。同時に、皮膚に密着した面は、ハイドロセラミック・クーリングという方法で表皮から真皮層にかけて冷却していくことによって熱から保護されます。
照射イメージ
- わきが(腋臭症)や多汗症の原因である汗腺(エクリン腺とアポクリン腺)が集中する真皮下部層から皮下脂肪層上層へマイクロ波を照射します。冷却されている表皮から真皮は抵抗が少ないので、エネルギーはより深部へ波及していきます。
- マイクロウエーブ(マイクロ波)の周波数は、エネルギーが真皮を通過しやすく皮下脂肪で抵抗を受けるものが選択されています。 このため、汗腺が多く存在する皮下脂肪層と真皮の境界にエネルギーが蓄積されることになります。 そしてマイクロウエーブのエネルギーはその部位に存在する汗腺に吸収されていきます。ミラドライは熱の及ぶ深さと照射幅が、わきが多汗症治療に対し最適化するように設計されています。
- ミラドライは熱を発生することで汗腺を破壊します。ただ、皮膚表面には熱の影響を少なくする必要があります。ミラドライの冷却システムは、ハイドロセラミック・クーリングという皮膚と密着するハンドピース内部に冷却水を循環させる機能で表皮から真皮層にかけてを冷却し続けることにより、発生する熱から保護されます。 表面からの冷却と皮下脂肪層の抵抗とによって、熱の影響は汗腺がある真皮下層と皮下脂肪上層部に集中するので、皮下脂肪層より深い部位への著しいダメージはありません。
ミラドライの照射実験(豚肉使用)
ミラドライのマイクロ波を豚肉の表皮側から照射した。わきが・多汗症の原因である汗腺(エクリン腺とアポクリン腺)が集中している深さにのみ熱エネルギーが集中している。 また、上部接触面は、冷却機能の効果で熱による影響は見られない。
他の治療との比較
治療効果について
マイクロ波を患部に効率よく届けることで発熱による汗腺破壊をするミラドライ。電子レンジでお肉や焼き鳥の皮が熱せられるように人間の皮膚組織も熱せられます。切除するのと同じような効果があり、外科手術同様、長期にわたる効果の持続が期待できます。治療直後より汗や臭いの減少が感じられます。また、切開を行わないミラドライでは、キズ跡が残るということはありません。
従来行われてきた反転剪除法という治療は、皮膚を切開しでめくりながら目視下で原因組織を切除する外科手術です。持続的効果が期待できますが、術後の患部固定や衛生管理には注意が必要です。また、傷ができてしまいますので、見た目を気にされる方にはお勧めできません。
制汗注射(ボトックス)は3~6ヶ月と効果の持続期間が短く、一時的なので、有効期間を1シーズンとお考えください。
わきが(腋臭症)に対しての治療効果比較
わきが(腋臭症)に関しては手術、ミラドライ共に同じような効果が得られます。
反転剪除法は目視下で原因組織を切除する手術です。持続的効果は期待できますが、皮膚を切開してめくる必要があるため、術後、傷ができてしまいます。
ミラドライにおいては、皮膚のより深いところにあるアポクリン腺(わきがの原因汗腺)にむけて照射することで、治療効果が見込めます。
制汗注射(ボトックス)は、エクリン腺(多汗症の原因汗腺)には効果がありますが、アポクリン腺(わきがの原因汗腺)に対しては効果が比較的弱くなります。
多汗症の治療効果に対しての治療効果比較
現在多くの施設で行われている治療、反転剪除法は、皮膚を切開しでめくりながら目視下で原因組織を切除する外科手術です。多汗症の治療のためには、より浅いところにあるエクリン腺(多汗症の原因汗腺)の機能を止める必要があります。このエクリン線(多汗症の原因汗腺)は数も多く、無色組織の為、目視の手術で切除することが難しい組織のため反転剪除法は多汗症には不向きです。
ミラドライは皮膚表面を保護しながらエクリン腺(多汗症の原因汗腺)がある皮膚中間層から熱破壊していきますので長期的な治療効果が期待できます。
制汗注射(ボトックス)は汗の分泌に対する効果は十分ありますが、持続期間が短く、長期的なものではありません。
日常生活への影響について
制汗注射(ボトックス)<ミラドライ<反転剪除法の順で治療後の影響が大きくなります。
制汗注射は日常生活への影響がほとんどないといってもよいでしょう。
反転剪除法は1週間ほど仕事などを休む必要があり、最低でも3日間は脇を固定するため腕が使えません。また男性などで治療範囲が広い方は複数回の治療を要したり、入院の必要が出てくることがあります。通院も傷の処置などで頻回となります。
ミラドライは治療後、腫れや痛みはありますが、手術のように固定が必要なわけではないのでデスクワークなどは翌日より可能です。軽作業であれば仕事や日常生活を中止することはないでしょう。入浴は3日後からですが、シャワーは治療当日よりできます。入院や長期的に仕事を休むことができない方には適した治療法といえます。
治療にかかる時間について
ミラドライの標準治療時間は60~90分となります。
外科手術である反転剪除法は早い場合でも1時間、範囲が広かったり肥満体形の方は長時間に及んだり、2回に治療を分ける場合があり、時間的負担が大きくなる可能性があります。
制汗注射(ボトックス)は、治療部位への注射のみとなるため約5分前後で終了します。
治療方法 | ミラドライ | 手術 | 制汗注射 療法 |
---|---|---|---|
キズ跡の 有無 |
無し | 有り | 無し |
効果の 持続期間 |
永続的 | 永続的 | 3~6ヶ月 |
わきが治療として | 有効 | 有効 | 有効 |
多汗症治療として | 有効 | 不十分 | 有効 |
日常生活の影響 | 問題なし | 3日以上の安静が必要 | 問題なし |
治療時間 | 90分程度 | 1時間以上、4時間のケースも | 約5分前後 |
手術やレーザーなど他の治療法と当院ミラドライとの比較
ミラドライによるレベル5ダブル照射
レベル5で重ね打ちと当院で行っているレベル8シングル照射の治療成績を比較したところ、レベル8シングル照射の再治療率がレベル5の半分以下と倍以上の効果がありました。レベル8では焼却範囲がより深いところあるアポクリン腺に及び治療効果が高くなります。そのため、わきがの臭いにおいては効果が顕著になります。
ビューホット
機械の先端についた針を刺してその先端よりが加わることで汗腺を焼いてきます。細い針の先端からなので焼却範囲が限局されて小さな範囲しか治療できません。わきがなど広範囲の治療には向いていません。針が熱くなるので針跡が火傷になることがあります。
レーザー治療
レーザーは濃い色に反応するのでエクリン腺やアポクリン腺のように色の薄い組織では反応が少なくなります。レーザーで効果を出すには強くする必要がありそうすると皮膚表面も熱傷になってしまいます。ミラドライはマイクロ波なので表面にやけどを作らず強いエネルギーが伝えられるのでレーザーより効果が高くなります。
反転剪除法
皮膚を大きく切ることで、皮下に存在するアポクリン腺(わきがの原因)を切除してきます。多汗症のエクリン腺に対する効果は少なく汗よりもにおいを減らします。吸引法や小切開、ベイザー法と比べては、わきが、多汗ともに効果が高いです。ミラドライとの比較結果としては、においについては反転剪除法、汗に対してはミラドライに効果がありました。治療後の安静や傷跡などがあるため手術よりミラドライを選ぶ人が多くなってきました。当院で行っているレベル8治療はにおい減少効果が反転剪除法に近いものとなってます。
吸引法、ベイザー法、小切開法
いずれの方法も小さな傷から管を挿入しアポクリン腺を吸引してくる方法です。治療跡が目立たないようにした治療法です。においの強いわきがに効果がありますが、多汗症にはあまり効果がありません。反転剪除法に比べて治療効果は少なく、切らない治療ミラドライが登場してから吸引法などの治療は行われなくなってきました。ミラドライのほうがより広範囲に治療でき脇汗も臭いも抑えられるからです。
【診療時間】平日:10:00~12:30・14:30~18:30 土・祝日:10:00~12:30・13:30~16:00 休診日:日・水曜日
ミラドライ治療の流れ
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1ご予約
来院ご予約フォームかお電話でご連絡ください。
治療のご予約はこちら
【診療時間】
平日:10:00~12:30・14:30~18:30
土・祝日:10:00~12:30・13:30~16:00
休診日:日・水曜日
休診日は変更になる場合があります。
ご来院の際は必ず診療カレンダーをご確認ください。 -
2カウンセリング
わきが・多汗症の症状や体質についての確認、およびミラドライの治療方法や治療後の注意点のご説明などを行います。
疑問点や不安な点がございましたら、お気軽にお尋ねください。 -
3範囲の確定とマーキング
有毛部の位置、わきの大きさや発汗する部位を参考に、テンプレートを使って、それぞれに適したマーキングをつけていきます。
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4局所麻酔の注射
ミラドライ本社推奨の麻酔技法を用いて、治療範囲に麻酔の注射を行います。10分程度で麻酔の効果が現れます。
-
5マイクロ波の照射
皮膚を吸引しながらマイクロウエーブ(マイクロ波)を照射していきます。片側約20-30分がミラドライによる治療の目安となっています。局所麻酔とミラドライに備わった冷却機能により、治療に伴う痛みを感じることは少ないです。この治療で、わきが・多汗症の原因である汗腺を破壊していきます。
-
6冷却
ミラドライの照射完了後、15分ほど照射部を冷却して終了です。
-
7ご帰宅
治療時間はおおよそ90分程度です。治療後は、当日中にご帰宅いただけます。治療に伴うダウンタイムが短いので日常生活においての支障はほとんどありません。ただし、治療当日の激しい運動や入浴は控えていただくことになります。
治療後の経過
-
1治療の当日
ミラドライは治療範囲の端から順に吸い上げ、密着した状態でマイクロ波を照射を行います。治療直後は密着させたハンドピースの形で赤いラインの四角が並んだように見えますが、時間の経過とともに解消されます。治療部位の腫れは、ゆっくりと次の日にかけて徐々に大きくなっていきます。麻酔効果が消えていくとともに熱感、痛みが生じてきます。
-
2次の日
個人差がありますが、熱感、痛み、違和感、治療部位の腫れが、はっきり感じられるようになります。多くの方が両わきに弾力のあるボールを挟んでいるような感じと表現されます。
ミラドライにより、治療部位下の組織に熱を生じさせて原因部位を破壊するためにおこる腫れです。 -
37日後
治療部位の腫れが、段々治まってきて、熱感、痛み、違和感 は軽減されてきます。治療部位の腫れが、小さくなっていくとともに固くなってきますが3ヶ月後くらいまでに徐々に軟化していきます。
-
46ヶ月後
治療部位の表面には、ただ脇の下があるだけです。傷跡、治療後の赤い瘢痕、腫れの痕跡は見当たらなくなっています。治療部位において若干の体毛減少が生じますが、これは原因部位の汗腺が毛根と近接している為で、汗腺がしっかり破壊されたことを意味します。
【診療時間】平日:10:00~12:30・14:30~18:30 土・祝日:10:00~12:30・13:30~16:00 休診日:日・水曜日
ミラドライ治療における副作用・合併症について
わきが・多汗症をメスを使用せずに根治的治療するミラドライですが、麻酔の注射、マイクロウェーブの照射と患部に施術を行いますので、治療後は、個人差、程度の差がありますが、副作用が生じます。治療をご検討される場合の参考になさってください。副作用についての疑問や心配なことがございましたら、メール相談、カウンセリングで何なりとお尋ねください。
- ほぼ全員に生じる、軽度なもの
- まれに起こる、中程度のもの
- ごく稀に生じると報告・発表されているもの
- 副作用、合併症に対しての当院での取り組み
1. ほぼ全員に生じる、軽度なもの
治療直後から生じるのは、以下の症状です。
- 麻酔注射下部分の赤み、アザ状化
- 照射ハンドピースによるライン状の赤み
- 麻酔が切れた後からの痛み
- 治療部位の腫れ、違和感
- 患部毛髪の減少
これらの症状を軽減するため、アイスパックを使って脇の下を冷やします。お帰りの際にお渡しする痛み止めの薬を服用して下さい。また、皮膚の炎症予防に外用剤もお渡ししています。腋の下は数日の間、ヒリヒリしたり普段とは違う感覚がみられます。わきの腫れは通常3週間程度は続きます。
治療部位の腫れが、小さくなっていくとともに固くなってきますが3ヶ月後くらいまでに徐々に軟化していきます。
2. まれに起こる、中程度のもの
まれに起こる副作用は以下の症状です。
- 治療部位以外の腫れ
- 色素沈着
- 治療部位の引き攣れ
これらの症状も一般的な副作用の範疇です。3か月程度かけて、徐々に治まっていきます。特に治療処置は必要ありません。
3. ごく稀に生じると報告・発表されているもの
- 患部の感染症
- 患部表面の熱傷
- 患部付近の長期にわたるしびれ、感覚異常
- 代償性発汗
どんな治療でも起こりうるものとメーカーからの情報提供や学会発表などで報告されているのもです。
非常に少ない発生率ですが、生じた場合は、治療が必要なものも含まれている為、治療後、症状が現れたり、心配になった場合は、早めにご相談ください。
4. 副作用、合併症に対しての当院での取り組み
当院では、メーカーと密に連絡を取り合い、学会等への積極的参加・発表等を行うことにより、情報の交換収集、活用を心掛けて治療を行っております。
副作用、合併症の起こる可能性を完全に0にすることは、不可能ですが、常に改善し続けることで、最小限にとどめたいと思っております。
実際に、メーカー推奨の麻酔法、高出力照射の導入後は、副作用、合併症の減少はもちろん。治療効果の向上が見られています。
料金表
(米国メーカーが開発したレベル8専用機を使用)
(レベル5×2回照射以上の効果が見込めます。)
(標準機ミラドライの限界出力です。)
含まれるもの
検査、治療費(チップ含)、麻酔、アイスパック、内服薬など
治療に必要なものが全て含まれた料金となります。
●料金は予告なく変更となる可能性があります。
※患部の状態によっては行えない場合がありますので、まずはご相談ください。
※公的保険の適用ではない自由診療(自費治療)となります。
お支払い方法
現金の他に、クレジットカード(JCB、VISA、マスター、アメリカンエクスプレス)もご利用になれます。
※現在、ローン(分割)払いは取り扱っておりません。
【診療時間】平日:10:00~12:30・14:30~18:30 土・祝日:10:00~12:30・13:30~16:00 休診日:日・水曜日
ミラドライに関するよくある質問
わきが・腋窩多汗症治療:ミラドライについての一般的なQ&Aを掲載しています。
何かご不明な事などがありましたら、桂仁会クリニックまでお問合せください。
- ミラドライの治療にはどのくらい時間がかかりますか?
- 治療時間は60~90分程度かかります。
- ミラドライ治療の際、痛みや不快感などありますか?治療中や治療後に、不快感や痛みはありますか?
- 治療による痛みを抑えるため、治療部位に局所麻酔(注射による麻酔)をします。ミラドライ本社推奨の麻酔効果とミラドライの治療効果を最大に発揮する方法で行っています。ほとんどの患者様は、ミラドライ治療中は痛みを感じることがありません。ただ、部分的に痛みや熱さを感じることがあります。それらは、エネルギーが放出されている間の瞬間的なものに限られます。
- ミラドライ治療後の痛みなどはどうでしょうか?
- 治療直後に、腫れや不快感を緩和するために、アイスパックを使って脇の下を冷やします。お帰りの際にお渡しする痛み止めの薬を服用して下さい。痛みなどの症状が軽減されます。また、皮膚の炎症予防に外用剤もお渡ししています。腋の下は数日の間、ヒリヒリしたり普段とは違う感覚がみられます。わきの腫れは通常3週間程度は続きます。
- ミラドライ治療後、特別に通院する必要はありますか?
- 通院の必要ありません。気になることがあれば、桂仁会クリニックにご相談下さい。
- 治療を受けてからどのくらいで治療効果がわかりますか?
- ほとんどの方は、治療後よりわきの汗が出なくなるなどの変化を感じます。
- 通常の生活に戻れるのはいつですか?
- ほとんどの方は、治療直後にも通常の生活に戻ることができます。ただし、2−3日は激しい運動は控えて下さい。痛みや腫れを緩和するために治療後数日は、時間があるときにアイスパックを脇の下に挟んで冷やして下さい。
- 治療後着用できない衣類はありますか?
- ミラドライによる治療は皮膚に切開の傷を残すことはありませんが、麻酔注射による小さな跡(点滴後のようなもの)が一時的に残るかもしれません。治療後は、外科手術と違って包帯を巻くことはありません。着用する服装に特に制限が出ることはありませんが、気軽な服装で御来院ください。
- ミラドライ治療を受けた後は入浴できますか?
- ミラドライ治療を受けた当日はシャワーをあびる程度にしてください。
- 治療に際し使用しなければならない薬はありますか?
- 治療後は腋の下が腫れや痛みを抑えるため、鎮痛剤、胃腸薬、抗生剤をお渡ししますので服用して下さい。また治療部の炎症予防にお渡しするステロイドのクリームを塗布してください。その他は特にありません。
- 脇の下の汗腺がなくなった場合、なにか問題はありますか?
- 特に問題はありません。人間の体には、体温調節のために400万以上のアポクリン腺、エクリン腺があります。そのうち、2%以下の汗腺が脇の下に存在します。そのため、体温調節においては脇の下の汗腺が無くなる事の影響はほとんどないといえます。また脇の下の部位の汗腺機能をなくした状態の安全性について説明した文献が50以上あります。
- ミラドライ治療後わき毛は減少しますか?
- 個人差がありますが、わき毛が減ってしまうことがあります。
- 以前多汗症やわきが治療のために外科手術をおこなったことがありますが、それでもミラドライ治療を受けられますか?
- 当院では、外科手術による治療を受けられ、その後症状が再発された患者様へのミラドライ治療を積極的に行っています。日本形成外科学会総会において外科治療後の症例に対するミラドライの有効性について発表しました。
ただし、他院での治療後の状態によってはミラドライが行えない場合がありますので、まずはご相談ください。 - レーザー脱毛に通っているのですが、いつから治療できますか?
- ミラドライによる治療前には2週間(脱毛によるやけどなどがある場合は治ってから)、治療後は3ヵ月程度間をあけてください。(両わき以外の部位は、制限ありません。)
【ご確認ください】
クリニックにおける諸事情(人事・天災・機械の故障等)のトラブルが発生し、ご予約の治療ができない状況となった場合は、早急にお知らせ頂いているご連絡先に通知いたします。
但し、予兆なく突然発生した場合は、ご来院後、治療直前であったとしても万全を期すため、当日の治療ができない場合もございます。このような場合、治療取消にかかる保証は出来かねますので、ご了承下さい。