桂仁会＋ミラドライ | わきが・多汗症治療専門桂仁会クリニック（仙台駅東口すぐ）

桂仁会＋ミラドライKeijinkai + miraDry

桂仁会クリニック
院長　小屋　和子（こや　かずこ）先生
金沢医科大学医学部大学院卒業。石川県立中央病院形成外科、仙台医療センター形成外科、東北大学病院形成外科、大手美容外科を経て桂仁会クリニック院長就任。
マイクロ波を用いた切らないわきが・多汗症治療：ミラドライの専門医として多くの症例を手掛けている。
山形県山形市出身　医学博士　日本形成外科学会認定形成外科専門医
日本医師会認定産業医　日本手外科学会会員　日本熱傷学会会

ミラドライが米国の医療ベンチャー企業により開発され、FDA（アメリカ食品医薬品局）の認可取得後、日本に正式導入の際、一早く導入し「高い効果が見込め審美性に優れた治療」を追及しつづけている桂仁会クリニックの院長、小屋先生に、ミラドライとの出会いから現状そして、注意点について伺いました。

ミラドライとの出会いは？

私は、腋臭症に対して反転剪除法という外科治療を長年行ってきたのですが、小さくない傷ができることや、中学生や高校生では治療自体が難しいという点が悩みの種でした。マイクロ波を利用した切らない治療が米国で開発され、正式に日本導入されたと知り、興味を持っていたところ、導入間もないミラドライを採用していた桂仁会で手に触れることができました。

導入当初のミラドライの印象や評判は？

治療そのものの信頼性が高いという印象で、直後から効果が出やすいと感じました。
多汗症に対してのマイクロ波の使用は、新しい治療法でしたが、マイクロ波自体は、加熱機器としての家電や様々な医療機器に長年活用されてきており、理論的に確立しているのでシステムに不安はありませんでした。ただ、高い効果がある分、治療直後は、腫れが出現しやすい印象を持ちましたので患者様への事前説明をしっかりすることを心掛けています。

導入当初のミラドライ治療の問題点は？

治療のリスクとして腫れや、しびれ、感染などがありました。腫れについては現在もそれほど変わらないのですが、その他については症例を重ねるごとに減少しています。また当時は最大出力でレベル５の治療（通常のミラドライはレベル１からレベル５まで）でしたので、効果の出にくい人がいたということがあげられます。

導入当初、レベル５までの治療ではどのような工夫をされましたか？

当初は、多くのクリニックで重ねうちやダブル照射などが、治療効率を高めるのではないかと試されました。当院においても導入２年目より重ねうちなどを行いましたが、治療効果は思ったほど高まりませんでした。現在は、ダブル照射等より、１回目照射から半年以上の間隔をあけての２回目照射を主流としています。

クリニックの特徴であるレベル８の治療はどのように始まったのですか？

ミラドライ治療開始から症例数が多くなったところ、米国のミラマー本社よりレベル８での治療研究への参加を打診され、承知いたしました。日本国内で研究参加クリニックは１０未満で、症例数と治療成績の安定を基準に選ばれたようです。稼働数が少ないことで、存在自体を知らない医療施設も多くあるため、よく問い合わせを受けるのですが、当院で使用中のミラドライ、レベル８システムは改造品などではなく正規の手続きで特別提供されたシステムですのでご安心ください。

より強力なレベル８での治療はどのようなものでしたか？

麻酔や治療の手順に基本的な違いは無く、最適化されたマイクロ波の照射時間を長くすることで、レベル５に比べより広く、深く患部内の温度が上昇するため治療効果が上がります。ただし、レベル８での治療となるとレベル５よりも深いアポクリン腺下部まで到達するため、より正確な麻酔薬の注入深度が要求されます。さらに治療範囲の正確性も重視しなければならず、安易に広範囲を設定できなくなりますので、むやみに広く設定することができなくなります。

レベル８の効果はレベル５と比較してどうでしたか？

汗、臭いともに減り、特に臭いに対しては高い効果が認められました。また、ミラドライ導入当初は約３０％だった再治療率が約７％まで大幅に減少し、今までミラドライ４件のうち１件が再治療だったのが、２０件に１件程度と患者さんの治療満足度も上がりました。

どのような方にレベル８での治療があっていますか？

キズが残らないミラドライを選択し、少しでも高い治療効果を得たい方、多汗だけでなく、臭いを少しでもなくしたい方にも向いている治療といえます。

治療を受けるクリニック選びのポイントは？

カウンセリングや治療前の説明は治療担当医師がしっかりと行うクリニックをお勧めします。
担当医師でないカウンセラーが行うクリニックは避けた方が良いでしょう。
治療に関しては麻酔から照射まですべて医師が行うのが基本とされています。看護師がマイクロ波照射を行うクリニックや、治療費の他に麻酔代や薬代など上乗せされるなど料金がわかりにくいクリニックも避けたほうが良いでしょう。また、治療にあたる医師選びも重要で、形成外科専門医とミラドライ認定医は必要と考えます。ホームページなどで治療にあたる医師の経歴が掲載されているかも確認されるとよいでしょう。意外と重要なのは、ミラドライだけでなく外科手術の治療経験があることです。手術では切開して汗腺を見ながら行うため、ミラドライの照射においても治療部位の立体イメージが可能です。特に深部に麻酔を注入するとき等にこの辺を理解していると治療成績の向上に役立ちます。

最後にこれからミラドライ治療を希望される方にメッセージをお願いします。

ミラドライは正しく施術することで高い治療効果を発揮します。正確な照射を心がけ高出力レベル８での治療を行っています。安心して治療を受けていただけるよう丁寧な説明を心がけております。
ご相談・カウンセリングは無料となっていますのでお気軽に御来院下さい。

【未成年の方へ】

未成年の方が治療、施術を申込の際には、親権者の同意が必要になります。
下記リンクをクリックして同意書をプリントして頂き、漏れなく記入・ご捺印の上、来院時にご提出をお願い致します。
※治療、施術の内容によっては、親権者（法定代理人）の同伴が必要となります。
※プリントアウトできない場合は同じ内容を記入したものをご持参ください。

【ご確認ください】

クリニックにおける諸事情（人事・天災・機械の故障等）のトラブルが発生し、ご予約の治療ができない状況となった場合は、早急にお知らせ頂いているご連絡先に通知いたします。
但し、予兆なく突然発生した場合は、ご来院後、治療直前であったとしても万全を期すため、当日の治療ができない場合もございます。このような場合、治療取消にかかる保証は出来かねますので、ご了承下さい。