汗が乾いた後、汗に含まれる塩分やアンモニアなどの成分が刺激となり、肌表面が赤く荒れ、ヒリヒリとした状態になることを汗荒れといいます。乾燥などが原因で皮膚のバリア機能が低下している場合におこりやすくなります。皮膚が薄く乾燥しがちな首周りや、肘や膝の裏側など汗をかきやすい部位、衣類が擦れたりこもりやすいお腹周りにおこりやすくなります。汗をかいたらすぐに拭く、冷たいタオルなどを使い皮膚表面の温度を下げることも予防対策になります。夏は汗をかき体の中から水分が失われていきます。肌を乾燥から守る為、クリームなどの保湿剤で弱酸性を保つようにすることが大切です。入浴、シャワー時はぬるめの温度に設定し、炎症が起きている場合はボディソープの使用は控えるようにしましょう。痒みを伴うため、重篤化すると掻破性湿疹につながることもあります。
【未成年の方へ】
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