医療法人社団桂仁会 桂仁会クリニック

ご予約・ご相談・お問い合わせ 022-797-2300

ミラドライmira Dry

わきが、多汗症治療にミラドライを選ぶ理由

既存治療法の難点

今まで、わきが、多汗症の根治的治療は外科手術以外ありませんでした。脇の部分に大きな傷をつける反転剪除法が行われてきました。その傷をできるだけ小さくしようとして、吸引法や超音波法、マイクロシェービング法、クアドラカット法などが開発されてきました。ただ、いずれの方法も小さな切開から手術を行うため大きな傷口から直接汗腺を切除する反転剪除法に効果の点で及びませんでした。
また、傷口が小さくても脇全体に瘢痕を作ったり、固くしわが出来たり、出血や血腫形成などがおきることもありました。これらのことよりダウンタイムの少ない、あるいはきれいに治るといった観点からは満足のいく治療法ではありませんでした。

切除しないマイクロ波を用いるミラドライ

これまで、日本では反転剪除法を中心にその傷口を小さくするという治療法が開発されてきたのですが、ミラドライはそれらの発想とは異なる治療法で、アメリカで機械が開発され、日本とアメリカで実証テストが行われました。ミラドライはマイクロ波を使うのですがマイクロ波とはつまりマイクロウエーブ、英語で電子レンジのことです。つまり電子レンジで使われているマイクロ波を利用します。つまり電子レンジでご飯やお肉、お惣菜などを温めるように汗腺を温めて治療してくるわけです。
マイクロ波は主に水分に反応するため特に汗を多く含む汗腺には強く反応します。温めるというと危険性がないように感じてしまうかもしれません。しかしこの温めることでたんぱくが変性し非可逆性の変化をおこし細胞死を招きます。細胞死を起こすと汗腺は再生しませんので永続的な効果が期待できます。ではどのくらい温めるかというとおおよそ60−70度といったところです。この温度ですと容易にやけどしてしまいます。言い換えると汗腺及びその周囲組織がやけどを起こすことで汗腺を破壊するということです。マイクロ波だけを当てるのでは皮膚表面もやけどしてしまうので表面を冷却しながら治療するため汗腺のある部位が熱くなり汗腺を破壊してきます。

傷が作らず多汗症にも効果

従来の外科手術である反転剪除法は皮膚より深いアポクリン腺(わきがの原因)を切除し、より浅いところにあるエクリン腺(多汗症の原因)は残ってしまいます。ミラドライは皮膚の中間層より深部に働くためエクリン腺、アポクリン腺両方に反応します。そのため反転剪除法が苦手とする多汗症にも効果があります。ミラドライのメリットとしては傷ができなくきれいに治るというほかに多汗症にも効果があるということです。

ミラドライのデメリット

デメリットとしてはどのようなことがあるでしょうか。それは反転剪除法に比べわきがに対して効果が劣ることがあるということです。私も反転剪除法を行うのですが実際にアポクリン腺を見ながら取っていきます。一方ミラドライですが100%すべての汗腺が熱変性を起こすかというとそういうわけではありません。100%を目指して照射エネルギーを上げていくと皮膚表面のやけどなどを起こす確率が高くなり、きれいに治すというメリットがなくなってしまいます。ミラドライが導入されたころは1回の治療で7割の方が満足され不十分な方は2回の治療が必要とされていました。その後麻酔法が改善されより高いエネルギーで治療できるようになりその治療効果も上がっています。

合併症について

メスを用いる外科手術の反転剪除法では、出血は不可避です。そのため、除去しきれなかった血液、安静不良による血腫の発生、血腫による患部壊死といった合併症に対し細心の注意を払い手術を行い、かつ患者様自身も患部の固定、安静、清潔維持をしっかりと行う必要があります。切開せずに治療できる、多汗症にも効果が期待できるということは、ミラドライの大きな優位点で、アポクリン腺の治療効果が反転剪除法に劣ることが多少あったとしても十分に魅力的な治療法といえます。私の知り合いがわきがや多汗症の治療を希望された場合はミラドライをお勧めしています。

その他の治療法

その他の治療法としてビューホットやウルセラドライのように針を刺して治療する方法があるのですが、これらはミラドライが面ですき間なく治療するのに比べ、点でしか治療できないため非常に効果が弱く、やけどの危険もあるなど治療法として確立していません。また同様にHIFUという機械も顔用で使われているため脇などの深いところの汗腺には対応できていません。 わきがの場合は反転剪除法も治療選択として考慮すべきですが、そのほかの小さな傷から治療する吸引法、クアドラカット法などの場合は優位性がなく、傷跡がないミラドライの選択をお勧めします。 多汗症の場合はミラドライが第一選択にお勧めします。 反転剪除法など外科手術の場合、傷跡が必ず残ります。傷は一度できたら消すことは出来ません。形成外科医である我々はわきが、多汗症治療においていかに傷を少なくするかに努力してきました。科学の進歩により傷のないミラドライという治療法が出来たことに形成外科医として感謝しています。

桂仁会クリニックとミラドライ選ぶ理由

ミラドライ導入医療機関

桂仁会クリニックではミラドライを導入し、多汗症、わきが治療を行っております。ミラドライ治療を受けられた方の治療データなど、わきが、多汗症に関する多くの情報をお伝えしていきます。

ミラドライ治療の麻酔法について

桂仁会クリニックでは治療に伴うやけど、痛みなどを実証的に抑えているミラドライ本社推奨の麻酔法を積極的に導入しています。麻酔について推奨されない方法でクリニック独自の自己流で行った場合やけどなどの合併症の確率が高くなることが予想されます。

ミラドライ治療に伴う腫れに関して

ミラドライ治療後の腫れは、麻酔による違いはほとんどなく、マイクロ波照射に伴って熱破壊された汗腺の量に左右されます。つまりエネルギー量の少ないマイクロ波を照射した場合は確かに腫れは少なくなりますが効果が少なくなります。むしろ腫れてくれた方が効果があるということです。外から見えないわきの部分の治療なので、二重などと違い腫れが少ないことにはそれ程のメリットはありません。治療を受けられる方には腫れたということは治療効果が出ていると考えて頂いてます。

ミラドライに関する主な学術活動

2015年9月 横浜
第1回ミラドライサミット議長
2016年8月 韓国ソウル
2016大韓外科美容博覧会学術大会講演:わきが多汗症に対するマイクロ波を使ったミラドライ治療について韓国の医師に解説。
2016年8月 韓国ソウル
韓国外科医協会学術集会 講演:高レベルによるミラドライ治療の優位性と安全な麻酔方法について
2017年4月 大阪
第60回日本形成外科学会総会学術集会 ランチョンセミナー講師:レベル5までの治療と高レベル(レベル8)との治療を比較して高レベルでの治療が臭い、汗ともに治療効果が高かった。
2018年4月 福岡
第61回日本形成外科学科総会学術集会:高エネルギー(レベル8)によるミラドライ治療が反転剪除法など外科的治療後の再治療に有効であった。
2019年1月 仙台
第29回東北大学形成外科同門会総会・学術集会:ミラドライ治療についての治療成績を検討。安全な麻酔方法を導入することで高レベル(レベル8)での治療でもレベル5と比べやけどや内出血などの増加はなかった。
2020年1月 仙台
第30回東北大学形成外科同門会総会・学術集会:当施設におけるわきが多汗症治療。ミラドライはレベル5での治療に比べレベル8で治療した方が、臭い、汗の量、共に高い効果を示した。また再治療患者数がレベル8での治療で大幅に減少した。

【未成年の方へ】

未成年の方が治療、施術を申込の際には、親権者の同意が必要になります。
下記リンクをクリックして同意書をプリントして頂き、漏れなく記入・ご捺印の上、来院時にご提出をお願い致します。
※治療、施術の内容によっては、親権者(法定代理人)の同伴が必要となります。
※プリントアウトできない場合は同じ内容を記入したものをご持参ください。

同意書
ページトップへ戻る