わきの下、手のひら、頭頂部、足裏など体の特定の部分に集中して汗をかいてしまう病気をいいます。これは複数の場所から発汗するケースが多いといわれています。 局所性多汗症は手掌多汗症・足蹠多汗症・腋窩多汗症・頭部多汗症と分類されます。 手掌多汗症は、症状の度合いにより重度またはそうでないかの分類があります。 症状の度合いとしては、軽い症状は光にあてて手のひらが光って見えるまたは触ると濡れている、中度の症状は手のひらの水滴が見えるまたは手を握るとしずくがしたたる、重度の症状の場合は手のひらの水滴がはっきりと目立つまたは手を握らなくともしずくがしたたる、と分けられます。 足蹠多汗症は主に足の裏から発汗する病気をいいます。重度の場合は汗で靴下が濡れるまたは歩いた後に汗の足跡がつくなどの症状があります。 腋窩多汗症はわきの下に発汗する症状です。においが発生する場合とは異なりますが、わきがと併発する場合もあるようです。 頭部多汗症は頭部より発汗する多汗症です。常に髪がしめっているまたは頭から汗がしたたり落ちる症状です。
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